120%COOL

top

Go To

 連日ニュースやSNSを賑わす「Go To」。
前総理から現総理に引き継がれている政府肝煎の施策「Go To事業」。
新型コロナで消費が冷え込んでいる、旅行、飲食、イベント、商店街、関係の消費を喚起すべく巨額の予算措置のうえ夏から始まりました。直接的な費用補助やポイント付与などにより消費を促すものであり、国民の7割が利用したとのデータもあるとのことです。
 この10年間でこれほど、僕ら一般市民に直接的に関わる「政治」があったのかと振り返っても思い当たりません。
 全国民への10万円給付をはじめ、国から直接恩恵を受けられる機会が多かった2020年。
Go To事業は賛否両論ありますが、政府が経済とコロナ対策の両立として展開している以上、利用させてもらうのが吉と判断して僕も夏から秋にかけて何度か利用しました。(もちろんコロナ対策は万全に。)

 

山と呼吸をあわせる宿「一の坊」

 宮城県仙台市作並温泉郷に位置する「ゆづくしsalonの一の坊」。
館内で追加でかかる費用は一切なしのオールインクルーシブ。財布を気にしなくて済むので精神衛生上良きです(笑)。
 平日利用でしたので利用客もあまり多くなく、コロナ対策も万全であり安心して利用できました。

f:id:secomukun:20201122225124j:plain

f:id:secomukun:20201122225142j:plain

f:id:secomukun:20201122225151j:plain

f:id:secomukun:20201122225214j:plain

f:id:secomukun:20201122225237j:plain

f:id:secomukun:20201122225253j:plain

 最大の魅力は、仙台の自然をバックにしたテラス。夏は新緑、秋は紅葉と季節と宿が呼応しており、季節を満喫できる贅沢な空間でした。
ビール、ワイン、フレッシュジュースなど豊富な種類の飲み物を心置きなく楽しめるので夕食前にお腹いっぱいに。
 Go To事業を機に初訪問でしたが、満足度が非常に高い宿でしたので、リピート確定です。

 

大正浪漫が残る「銀山温泉

 ここ数年、SNSで「千と千尋の神隠しの世界観」と認知度向上の温泉郷「銀座温泉」。
山形県尾花沢市に位置しており、全国から多くの観光客が訪れます。
 最大の魅力は大正時代の味わいが今なお残っているところです。
宿は大正時代の建築様式であり、街角には光を複雑に屈折させ西洋を彷彿させるステンドグラスがちらほらと。

f:id:secomukun:20201124210534j:plain

f:id:secomukun:20201124210547j:plain

f:id:secomukun:20201124210616j:plain

f:id:secomukun:20201124210658j:plain

f:id:secomukun:20201124210709j:plain

 夜には、飴色の灯りが情緒的であり、灯りを通して大正ロマンを全身で感じることが出来ます。
 生憎の雨模様で撮影は困難でしたが、銀山温泉×紅葉の圧倒的景観を満喫できたので良き。

f:id:secomukun:20201124210721j:plain

 なかなか美味しいサイダー。ぜひ、ご賞味ください。

 

おひとりさまでビストロを堪能

 仕事のストレスを解消すべく自分を甘やかそうと思い立ち、貯まっていたGo To イートのポイント消費も兼ねて、以前より気になっていたビストロへ。(コロナ対策万全のお店でした)
 カジュアルなフレンチを楽しめるビストロ。と言ってもある程度の格式の高さはあります。
慣れないテーブルマナーで少し心配でしたが、粗相はなかったと思っています・・・・。
 コースは、シェフのきまぐれをオーダー。

f:id:secomukun:20201127203220j:plain

f:id:secomukun:20201127203240j:plain

f:id:secomukun:20201127203251j:plain
 主菜、スープ、メイン、すべてがシェフの創意性により新感覚な一皿であり楽しめました。特に主菜は、フォアグラとあん肝の素材そのものの旨みを活かす複雑なソースが逸品であり、これを気まぐれコースで楽しめるのかと感嘆しました。
 コースに合わせて、前菜から魚料理までにはスプリッツァー(白ワイン)を、メインの肉料理には2020ボージョレー・ヌーヴォーをオーダー。料理とワインのマリアージュを楽しめる大人になりたいですが、まだ早かったようです。ボージョレー・ヌーヴォーは年により味わいが違うとのことですが、全く分かりませんでした(笑)。
恐らく芳醇さや深みが違うのだろう・・・と推測。
 普段あまり口にはしないフレンチ。単に食事ではなく、コースを視覚的にも楽しむことができるので、一種のエンターテインメントです。
次は、ミシュランの星付きのグランメゾンに挑戦してみます。