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世界の交流地点、タイ王国

 約三年ぶりに海外旅行を楽しんできました。コロナ慣れし制限もないことから以前より関心のあったバンコクを訪れることに。2022年は国内旅行を積極的に行いましたが、改めて海外旅行の高揚感は段違いであることを再認識しました。

 

世界への玄関口

 北海道から沖縄まで各都市空港の国際線は閉鎖状態が続いています。現在、数少ない世界へのアクセスポイントである成田空港には、多くの外国人がフライト待ちをしており、世界のコロナに対する意識の変化が目に見えました。今でも日本は世界で一番、コロナにナーバスな国であるため帰国時にPCR検査陰性証明書またはワクチン接種証明書の提示が必要であると説明がありました。出国時にワクチン接種済証を登録する必要があるため海外旅行を訪れる方は3回以上の接種がマストです。済証(写真でも可)が無いと滞在国でPCR検査を受けて陰性証明が必要になるので非常に重要です。
滞在中にPCR検査するのは言語道断・・・。結果が気になり手放しに楽しめなくなることやタイトスケジュールなら検査なんて行っている時間はありません。
 僕はもちろん3回接種済みのためしっかりと登録作業を完了した状態で出国。

 着ていた冬服をロッカーに放り込み、夏服に着替え搭乗。

 

平均気温30度の世界

 バンコクスワンナプーム空港に到着して飛行機から降りると、想像していたまとわりつくような熱気ではなく、むしろ爽やかな熱気を感じました。タイの1月は乾季であることから気温ほど暑さを感じず過ごしやすいシーズンのようでした。
 空港からエアポートリンクでバンコク中心部へ移動。車窓から眺める景色は東南アジアそのものでした。見たことない熱帯雨林が所狭しと生えており、年季のはいったマンションのベランダには洗濯物がずらり。統一感のないその景色が異国情緒をより一層感じさせました。
 初日の夜は「ジョッドフェアマーケット」を訪問。昨年オープンした若者が集うホットなスポットです。とても清潔感のあるナイトマーケットであり、店舗数も多く楽しめます。衣類や雑貨は女性向けの店舗が多かった印象です。また、現地の人間をターゲットにしたマーケットなので観光客が欲しい定番お土産のようなものは扱われていなかったです。
金曜の夜であったので人が多すぎてゆっくりと買い物や飲食を出来ないまま退散。

一番人気の牛骨スープ。ありえないほど混んでました。

 翌日は、王宮付近を散策。ホテルから王宮まで距離があったので流行りのグラブで車を手配し移動。ピックアップ時間を7時30分に設定してましたが、ドライバーから20分前に到着のTELが。30分に行くので待ってほしい旨を伝えると去ってしまいました(笑)。国民性がでます。
グラブの使用所感としては、ホテル出発であれば前日夜に予約できるので使い勝手が良いです。観光地内であるとバイクは手配できてもカーはなかなか手配できなかったです。
多少のコミュニケーションが取れるのであれば色付きタクシー(ピンク・イエロー)を利用して移動するのが時間的・経済的に優れています。タクシー利用時には、メーターを確認してメーターがあれば価格交渉は行ってはいけません。メーター価格以上の料金になる場合があります。
 王宮付近では寺院巡りよりもグルメに重きを置いて行動しました。朝食は、チャオプラヤ川沿いに店を構える人気店の「スパンニガ」を訪問。モーニングメニューが微妙であったのでティーを注文。
Jai Yen Yenというブルーのお茶を注文。直訳すると「冷静になれるお茶」でした(笑)。
飲み口はすっきりとしてい朝にピッタリなテイスト。きちんと冷静沈着になれました。

 観光名所の「ワット・ポー(ねはん寺)」を見学後、お腹が空いたので「make me mango」を訪れました。日本人からの人気店です。
内観の作りが秀逸で狭い店内を最大限に活用する空間術に驚きました。マンゴーを使ったフラッペ・スムージーが人気ですが、正直味は微妙でした。日本でマンゴーテイストとなると甘みがしっかりしているので満足感があるのですが、甘さ控えめであり味も単調。

 カオサン通りなど主要スポットを散策後、タイ随一の大型ショッピングモール「アイコンサイアム」へ。ショッピングが目当てでなく、チャオプラヤ川で運行しているディナークルーズの発着場になっているため訪問。予想以上に見どころの多いアイコンサイアム。グルメがとても充実しており飽きずに時間を過ごせます。個人的に好きなコンバースバンコク最大級のApple、スタバをチェック。何よりもグルメが充実しておりました。マーケットの食べ物は少し衛生面が気になるところでしたのでアイコンサイアム内でタイグルメを堪能しました。

 最終日はダムヌン・サドゥアック水上マーケットを訪問。数ある水上マーケットでアクセスの容易さや観光色が強いことから選択しました。感じたことは、滞在でアジア特有の空気感にも慣れてきて目に入る異端な光景にも関心が薄くなりますが、水上マーケットは無関心でいられなくなる魅力がつまったスポットでした。
 船頭がボートを漕いでくれてすれ違う船から商品を購入するといったマーケットスタイル。狭い水路を多くのボートが浮ているため、購入でもたつけないプレッシャーを感じながら価格交渉などするのも醍醐味です。

 タイにはゾウ乗り体験など独自の体験が多くありますが、水上マーケットでの体験は人が繰り返す様々な体験においても群を抜く記憶に残る体験になるとことと思います。
人口交流、文化交流が目まぐるしいアジア。新しい扉が開けるきっかけになること間違いありません。


次は、ベトナムに行こう。