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旅の回想〜イタリア編①〜

回想〜イタリア旅行(ローマ編)〜

こんばんは。ブログを開設してはじめての投稿を行います。

どんな内容にするか悩みましたが、シンプルに自分が好きな旅行の回想を行うことに

しました。自分の言葉で自由な投稿ができればと思います。

近代技術と中世の歴史が調和した街「ローマ」

昨年の9月にイタリア首都ローマおよびベネチアを友人と周遊してきました。
イタリアの都市を巡るにあたり、訪問先の選定は非常に悩みましたが、イタリアの歴史、圧倒的な美景を感じることにフォーカスし、ローマ・ベネチアを選定しました。

ローマには3日間滞在しました。体感的には、3日間は非常に良い配分であったと思っております。
1日目は、現地到着がお昼頃でしたので、街歩きを兼ねて主要スポットを周りました。
ヴェネツィア広場」では、人々が歌い、踊り、イタリアの豊かさに触れることができました。「サンタンジェロ城」に到着した時には、夕暮れだったのですが、城全体がライトアップされており、サンタンジェロ城の前面に雄大に流れるテベレ川に反影し、リフレクションが楽しめました。写真撮影が好きな人には魅力的なポイントです。

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ローマ市内に位置するサンタンジェロ城

1日目の夕食は、ベネチア広場付近のトラットリア(イタリアでの位置づけとして飾らずに食事を楽しめるランク)である「GustandoRoma」でピザを楽しみました。お店では、日本人である僕たちを見かけて「サムライ」「ニンジャ」をひたすら連呼しており、なかなか注文できず・・・。注文に対するレスポンスも「サムライOK」ばかりで夕飯前にお腹いっぱいになりそうでした。価格帯は、大通りに面していることもあり、決してリーズナブルとは言えませんでしたが、味・店の雰囲気ともに良かったです。

2日目は、朝一番でバチカン市国を訪れました。9時ごろの到着でしたが、既にサンピエトロ大聖堂入場ゲートには長蛇の列が。平日の訪問でも混雑必至ですので、早めの行動が吉かと思います。
僕たちは、クーポラからローマ市内を眺望することが目的でしたので、登頂しました。入場券購入時に、エレベータで登頂か階段(徒歩)で登頂かを選択します。僕たちはエレベータ搭乗費約10ユーロ程度を惜しみ、徒歩で登りました(笑)。男性なら徒歩を選択しても問題ないと思います。石の螺旋階段をひたすら登るのは苦労しますが、登頂時の気持ち良さはひとしおです。エレベータ搭乗組に負けまいと必死に男二人で登りました。
頂上からローマ市街を見渡すと改めて、中世の歴史の趣を感じ、街全体の色調も「橙」「白」「茶」で統一されており、街自体が観光資源として整備されていると実感しました。

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サン・ピエトロ大聖堂からの眺望

ルネサンス様式のサン・ピエトロ大聖堂では、宗派を問わずに誰もが神聖なる空気感を感じることができる場所でした。聖堂内のステンドグラスは煌びやかで装飾全てが聖域にふさわしい格式の高いデザインでした。

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2日目の午後は、王道の「スペイン広場」「トレビの泉」をまわりつつ、買い物・カフェ散策を楽しみました。 パンテオン付近に位置する、ローマの老舗「Sant' Eustachio Il Caffè」は、オリジナルの豆の販売のみならず、コーヒーグッズも充実しており、訪れたい良店です。

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黄色・青色が映えるビビットな外観

買い物は色々と散策しましたが、様々な旅行誌にも掲載されている「Fabriano Boutique」が特に良かったです。イタリアではブランドの創設から750年程度の歴史があり、画家のミケランジェロなども使用していたと言われるイタリア随一の文具店です。ポップなカラーリングで非常にデザイン性が高い文具や小物類を販売しております。僕は、ノートカバーとブックカバーを購入しました。手に馴染むファブリックが心地よく、「使うことが楽しくなる文具」であり秀逸な品物です。

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3日目は、ローマの代表観光資源でもある「コロッセオ」を訪れました。
コロッセオフォロ・ロマーノ、パラティーノの丘の共通入場券を購入し入場しました。入場券の購入は、最も混雑が少ないとされる、パラティーノの丘入場口にて購入しました。どの施設でも共通入場券は購入できます。ちなみに、コロッセオは他施設よりも入場券の販売開始時間が早いようでした(混雑緩和のため)。
コロッセオの内部は、古代ローマの建築技術の結晶であり、現在建築学の礎にもなっていることが伺えます。現在、内部は修復中であり、見学できる範囲が限られております。予備知識なしで漫然と内部をまわると所要時間は30分程度で十分かと思います。
もちろん、歴史的・建築学的知見が有れば何時間でもいれると思います。

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1980年に世界遺産に登録されたコロッセオ


3日目の午後出発のエクスプレスでベネチアへ移動するスケジュールでしたので、ローマ最後は、ローマのターミナル駅である「テルミニ駅」構内の散策を行いました。
駅内には様々なストアが立ち並んでいます。ハイブランドから現地のメーカー各種までが所在し、ローマのトレンドを感じることができます。
現地のスーパーでの買い物が好きな僕は、駅構内に店舗を構える「​Sapori&Dintorni」
でお土産を買いました。駅構内の1F(日本表記で地下1Fにあたる)に位置します。
他にもローマ市内のスーパーは散策しましたが、品揃え・品質において一番満足がいく、スーパーでした。
エクスプレスの発車時間に合わせて、プラットフォームにて待機し、次なる目的地「ベネチア」を目指しました。

ローマ旅行を終えて

ローマは、前述のとおり街全体が歴史の趣を残しながらも、各観光名所へのアクセスなどのインフラ整備がされており、近代性も兼ね備えた都市です。
ローマの石畳は風情があり、思わず小径を進みたくなる魅力があります。
街を包む影と陽の差す箇所のコントラストがなんとも言えません。
また、訪れたくなる街です。

ローマでの体験、文化、風土、景色を感じたことで、世界には知らないことが溢れていることを再認識しました。旅を通して、色々と吸収できるのもまた、旅の醍醐味です。

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近日中に「回想〜イタリア旅行(ベネチア編)〜」の投稿も予定しております。