120%COOL

top

旅の回想〜イタリア編②〜

回想〜イタリア旅情(ベネチア編)〜

こんばんは。昨年9月に訪れた、ベネチア旅行の回想記をつづります。
投稿に際して、旅先で撮影した写真を見返したり、現地で購入した物から旅の思い出を振り返る行為もまた、旅の醍醐味であることを再認識しました。

ベネチアは、温暖化による海面上昇の影響から将来的に存亡が危ぶまれている「水上都市」です。もちろん僕たちが生活している間に水没することはありませんが、歴史が造った街が歴史になってしまう前にと思い、訪れました。

 潮の香りと潮騒が心地よい街「ベネチア

イタリア旅行の大本命であったベネチアには、3日間滞在しました。
ローマからエクスプレスにて約3時間程度の移動時間を経て、サンタ・ルチーア駅に到着したのは、午後3時ごろでした。
駅構内から出てみると、水路をゴンドラ が優雅に遊覧し、アコーディオンなどの鍵盤楽器の音が街を包み、一瞬でベネチアの豊かさを感じることが出来ました。
1日目は、特に目的を定めずに、街の雰囲気を感じることにしていました。
町全体に水路が張り巡り、通路(陸路)は複雑に入りくんでおり、テーマパークに居るかのような気分を味わいながら街散策を楽しめました。
街には多くの広場があります。広場内には、飲食店が立ち並び、観光客・地元民が時間を忘れて会話、食事を楽しんでいました。

 

f:id:secomukun:20200303210926j:plain

f:id:secomukun:20190914030002j:plain

f:id:secomukun:20200303210946j:plain



2日目は、世界で最も美しい広場と呼び声高い「サンマルコ広場」を訪れました。
広場までは、ハイブランドや現地の伝統工芸品を扱うショップが立ち並ぶノーヴァ通りを経由して目指しましたが、前述した通り、通路が非常に入り組んでいるため、Googleマップを使わず目的地を訪れるのは困難かと思います。現地街中にはWi-Fiスポットが充実していた印象はありませんでした。ベネチア散策には、SIMの利用やキャリアプランを活用し、ネット環境の準備はマストかと思います。サンマルコ広場などの主要スポットまでは、案内表示が示されているため、おおよその方角の把握は可能でした。
隘路を越え、サンマルコ広場に近づくにつれて潮の香りが抜け、その眼前にはアドリア海の玄関である大きな運河が広がっていました。「世界で最も美しい」とは決して大袈裟な表現ではなかったです。

f:id:secomukun:20200202133901j:plain

f:id:secomukun:20200202134742j:plain

f:id:secomukun:20200303211203j:plain


ベネチアには多くの名橋が存在しますが、特に有名な「ドゥカーレ宮殿」と「牢獄」を繋ぐ「ため息橋」もしっかりと撮影しました。囚人が収容される前にベネチアの綺麗な運河を眺め、ため息を吐きながら渡ることが名称の由来と言われています。

f:id:secomukun:20200202135540j:plain

9月のベネチアの日没時間が19時30分前後であったため、日長であり、時間を忘れ散策を楽しみました。街中には、魅力的なセレクトショップが点在しておりました。地元アーティストのペイントアートを購入したり、本場のエスプレッソを飲み、ハマったことからマキネッタも購入してしまいました(笑)

f:id:secomukun:20200302212004j:plain

f:id:secomukun:20200302212133j:plain

f:id:secomukun:20200302212330j:plain


最終日は、アッカデミアー橋からのサンセットを時間を惜しむことなく楽しむことができました。
日の入り少し前から待機しましたが、橋の上には多くの観光客が・・・。三脚を用意した各国のカメラ好き達が居ました。僕たちも日本代表として日の丸を背負い、橋の上での熾烈な場所取りに参加しました(笑)。
橋から望める景色がベネチアの代名詞的な景色であるため、大変人気のあるフォトスポットです。サンセット間近は、飴色のライトが徐々に水面を照らす様が非常に幻想的であり、かけがえのない時間を過ごすことができる場所です。ベネチアを訪れた際には訪問必至です。

 

f:id:secomukun:20200303221614j:plain

 


 ベネチア旅行を終えて

ベネチアは言わずと知れた世界随一の観光地です。ベネチアで触れた、伝統・音楽・建築全てが極めて優美であり、観光地としての完成度の高さを肌で感じることができます。
刻々と変わる陽の高さで様々な表情を楽しむことができる街です。

これから訪れる方はぜひ、好きなカメラを片手に訪れることをお勧めします。肉眼では、決して視ることができない「景色、瞬間」をおさめることができると思います。
写真の撮影が、旅の目的であるのも最高にCOOLかと思います。

 

たびのほそく

旅先でのコーデは毎回、僕を悩ませてくれる課題のひとつです。
今回は、気温が30度近くあったため、終日半袖で過ごすことを想定してラフなスタイルでまとめました。旅先には、汚れてもよく着回しの効くアイテムを連れていくスタイルです。

・ビンテージシャツ

・LA MOND/ラモンドのスラックス

・ADSRのサングラス

・NLのグラスコード

・TROVEの牛革ブレスレット

f:id:secomukun:20190914175125j:plain

右が僕です。

もちろん他にも数着持って行きましたが、投稿を意識して撮影していませんでした(笑)。
LA MOND/ラモンドのスラックスは、伸縮性が良く、モードからアクティブまで幅広いシーンで活躍してくれます。ウェストを紐で縛ることで丈感を自由に楽しむことができますので、重宝しています。インディーズのブランドですが、徐々に認知度を上げているのでぜひチェックしてみてください。